どうも〜!しょうたーると申します。
今回は7月15日(日)に開催された仲間大会
『2018 Doublebattle Bossrush WCS2018』
で使用した構築について書いて行きたいと思います。
今大会には、
・SMダブルレートまたはUSMダブルレート瞬間最高1900以上達成
・USMWCSレート瞬間最高1800以上達成
・PJCS2018ライブ大会(マスター)出場権を獲得
・2018 INC Juneマスターカテゴリー日本順位上位20位以内
という厳しい参加条件が設けられており、この条件を満たない者は参加することができません。
(何故か自分が参加することになって正直びっくり)
〜構築の経緯〜
今大会開始5日前から本格的に使用する構築の考察を始め、JCSマスターカテゴリの上位でメガボーマンダ軸の構築が流行っていた理由から、その対策としてメガメタグロス軸が増えると予想し、それに強いメガリザードンY軸の構築を組むことにした。
考察している内に大会の開催日が着々と近づいているのにも拘らず、考えが一向に纏まらなくて流石にヤバいと思い、仕方なくある人(シコ○る氏)の構築をパクろうとしたその時、頭の中に素晴らしいアイデアが浮かんだのだった。
その素晴らしいアイデアとは何か、
なんとそれは…
がむしゃらトゲデマルだった。
WCS2018ルールでは強制的にレベルが50に統一される為、あまり見かけない技(採用率9%)だが、全体技を多用するこの構築上、この技が非常に相性が良いと考え、避雷針でメガリザードンYやカプ・レヒレの弱点である電気技を吸うことができる点、猫騙しでこちらの展開のサポートできる点が、この構築の穴埋めに役立つと思い、採用することにした。
後はトゲデマルの我武者羅とシナジーがあり、晴れミラーに強いバンギラスと、耐久力が高く、安定したS操作が可能なクレセリア、重めなカプ・ブルル、ランドロス、ガオガエン、カミツルギ(?)の4体を意識して特殊型のスカーフランドロスをぶち込み、大会当日の17時頃にようやくこの構築が完成した。
〜個別解説〜
トゲデマル@気合いの襷
特性:避雷針
性格:陽気 ※H個体値0
努力値: A252 D4 S252
実数値:125-150-83-×-94-162
〜解説〜
この構築のサポーター兼アタッカー。
避雷針でメガリザードンY、カプ・レヒレ等を弱点の電気技から守ったり、猫騙しで味方の展開のサポートが可能。
HPが残り少ない状態で我武者羅を使うことによって、相手のHPを自分のHPと同じになるまで削り、ニードルガードで相手にとって不利な択を押し付けたり、バンギラスを後出しして、我武者羅を受けた相手をスリップダメージで落としたりと、自らも強力な詰め筋になれる点が非常に強力。
少しでも我武者羅のダメージを上昇させる為にHPの個体値を0に調整した。
(某デジタルカードゲームで何度こいつに苦しめられたことか…)
特性:猛火→日照り
性格:控えめ
努力値:H172 B28 C84 D4 S220
実数値:175-×-102-209(154)-136(106)-148
技:熱風 ソーラービーム 追い風 守る
〜調整〜
HB:A177メガガルーラの捨て身タックルを確定耐え(被ダメ:147〜174)
S:準速95族+1
H:16n−1(スリップダメージ意識)
C:11n
〜解説〜
かつて全てを破壊し尽くし、『管理者』によって封印されたあの火龍が、この戦場に舞い戻った。(戻って来んな)
晴れ状態での制圧力が凄まじく、トゲデマルのサポートも相まって、更にその制圧力に磨きがかかる。
メガガルーラなどの同速を意識して、初めは最速で使用する予定だったが、トゲデマルの猫騙しからの追い風で場を整え、次のターンに我武者羅+熱風の動きを決める為に敢えて準速95族抜きまで素早さを抑え、そのかわりに耐久に振って場持ちを良くした。
この選択は正解で、トゲデマルの避雷針によるサポートや、ランドロスの威嚇のお陰で、更に倒され難くなり、結果的に熱風を撃てる回数が増え、安定感が増した。
ソーラービームはメガラグラージとカプ・レヒレ等の熱風が通らない水タイプを意識して採用。
霊獣ランドロス@拘りスカーフ
特性:威嚇
性格:控えめ
努力値:H4 C252 S252
実数値:165-148-110-172-100-143
技:大地の力 ヘドロ爆弾 めざ氷 ストーンエッジ
〜解説〜
プレイした枚数によって強化されて無限に湧き出てくる化け物。さっさとナーフしろ(直球)
この構築の地雷枠であり、潤滑油的な存在。
メガリザードンY軸の構築に入っている霊獣ランドロスは物理型が多いが、この構築の性質上、カプ・ブルルが見た目以上に重い為、一撃で倒せるポケモンがリザードンぐらいしか居ない上に、カプ・ブルルがスカーフ持ちで岩雪崩などの岩技を覚えている場合、逆にリザードンが一撃でやられてしまう可能性がある為、その対策としてヘド爆持ちの特殊型を採用した。
メガリザードンYの天敵であるガオガエン、ヒードラン、物理型ランドロスに強く、晴れミラーの対抗手段がバンギラス1体では心許ない為、ストーンエッジを地雷技として持たせた。
因みにこいつ1体でメガゲンガー、ガオガエン、ジャラランガ、カプ・ブルルといった何シーズンか前に環境を支配した並びを半壊まで追い込むことができる。
後出しして威嚇を使い回すことが多い為、Sを削って耐久に振るのも一考。
(スカーフランドロスの同速は勝てる気しないしな)
カプ・レヒレ@ミズZ
特性:ミストメイカー
性格:控えめ
努力値:H172 C196 S142
実数値:167-×-135-154-150-123
技:濁流 ムーンフォース 黒い霧 守る
〜調整〜
H:A222メガラグラージの地団駄を最高乱数2発耐え(被ダメ:70〜84)
C:メガラグラージ(175-131)を雨濁流Zで確定1発
11n
S:準速70族+1
〜解説〜
バンドリマンダなど晴れを通し難い並びに強く、ニョロトノ、メガラグラージと言った雨パに対しても強い上に、リザードンと同じく、トゲデマルの避雷針の恩恵を受けることで更に強力なパワーを発揮できるポケモン。
リザードンとは攻守共に相性補完が優れており、この構築にはバンギラスが採用されている為、晴れによる水技の威力低下は然程気にならない。
黒い霧はメレラキ系等の害悪構築や、カビゴンのはらだいこ意識で採用。
(余談だが、自分のカプ・レヒレのNNはWater fairyと言う。可愛くね?)
クレセリア@ウイの実
特性:浮遊
性格:控えめ
努力値:H164 B4 C228 D4 S108
実数値:216-×-141-136-151-119
〜調整〜
H:4n(カプZ意識)
S:こご風1回で最速110族+1 準速65族+2
〜解説〜
安心と信頼のS操作要員。
元々サイコショックの枠はサイドチェンジで、穏やかHDベースの個体を使用する予定だったが、そうなると構築の全体的な火力が低くなり、ダメージレースに不利になると考え、HCベースの個体を使用することにした。
若干重めなウツロイドを耐久に厚く振られていなければ一撃で倒すことができ、何故か10試合中2回もマッチングしたエルテラにぶっ刺さったので結果的に良い選択だと思った。
「月は輝き…私は狂う…」じゃねぇんだよ!狂ってるのはお前のデッキパワーだろうが!(激昂)
バンギラス@命の珠
特性:砂嵐
性格:意地っ張り
努力値:A252 D4 S252
実数値:175-204-130-×-121-113
技:岩雪崩 噛み砕く 馬鹿力 守る
〜解説〜
なんか知らんけど選出率が1番高い。
素早さが絶妙なバランスで、追い風、こご風、トリックルームの全てに対応できるのがこいつの最大の強み。
追い風下で準速スカーフ98族まで抜くことができたり、こご風1回で最速102族まで抜けたり、相手が追い風を展開して来たらトリルで上から制圧したりと、臨機応変な戦い方が可能で想像の10倍ぐらい強かった。
馬鹿力は、クレセリア+バンギラスの並びでは対処の難しいカミツルギと、厚い脂肪鉢巻カビゴンを意識して採用した。
(最近こいつあんまり見なくなったよなぁ)
〜戦績と感想〜
最高レート1546pt(5勝2敗)
最終レート1494pt(5勝5敗)
最大20戦ありますが、怒涛の回線切れで切断鯖に入ってしまい、それ以降何度やってもマッチングできなくなったので止む無く終了。
5敗の内3敗が回線切れで負け判定になってしまったので、正直めちゃくちゃ萎えましたが、自分よりも強い相手と何度も対戦できて面白かったのでよかったです。
またの機会があれば是非リベンジさせて頂きたいと思います。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!(^。^)