どうも、しょうたーるです。
7月28日から7月31日に開催された制限ダブルバトルのインターネット大会で優勝することができたので、その大会で使用した構築について書いて行こうと思います。
まずは使用構築と戦績
サブROM
41戦 37勝4敗
レート1905pt
参加者数29135人中 ランキング1位
メインROM
45戦 35勝10敗
レート1781pt
参加者数29135人中 ランキング54位
殆ど同じ構築を使っているのに何故これほど戦績に差が開いたのか疑問に思った方も居ると思います。
答えは単純でサブROMの運が良くて、メインROMの運が悪かったからです。
このルールではプテラマニューラ(ゲッコウガ)、エルテラ等の同速対面や、命中不安技の多用、追加効果の怯み等、運要素が非常に多い為、通常のルールより運がとても重要になってきます。
勿論、立ち回りで運要素をある程度抑える事はできるのですが、それでも完全にカバーする事はできないので、毎回心臓が危機一髪でした(^。^;)
~構築の経緯~
悪徳違法シュミレーターでこのルールが実装された当初から本格的に考察を始め、その時からマニューラプテラの並びが最強だと考えていたので、プテラマニューラ+相手のプテラマニューラに刺さるヤドランドサイドンのスイッチトリパを使用していたのですが、フリーフォールや怯みでトリックルーム展開を阻止される事が多く、勝率が安定しなかった為、スイッチトリパの使用は断念し、追い風展開に特化した構築を考察する事にしました。
プテラマニューラ同士の対面で毎回ヒヤヒヤする事になりましたが、結果的に素晴らしい構築を作ることができたのでこの選択は正解だったと思います。
~単体紹介~
マニューラ@オッカの実
特性:プレッシャー
性格:陽気
努力値:A252 D4 S252
実数値:145-172-85-×-106-194
技:氷柱落とし 叩き落とす けたぐり 猫騙し
〜解説〜
PTの絶対的エース
主にプテラ+マニューラの並びで先発に出し、猫騙しで追い風展開をサポート、高い攻撃力からの広い技範囲で相手を一掃する。
プテラブルルの並びで処理しずらいキッス+シャンデラのトリル展開に強く、猫騙しでバンギラスの積みサポートも可能で、対応力に優れていてとても使いやすかったと思います。
持ち物はシャンデラとマフォクシー意識でオッカの実を持たせました。
プテラ@ヤチェの実
特性:緊張感
性格:陽気
努力値:A252 B4 S252
実数値:155-157-86-×-95-200
技:岩雪崩 フリーフォール 追い風 守る
〜解説〜
この構築の要であり、必要不可欠な存在。
弱点半減木の実か、弱点保険しか持たせることができないこのルールに於いて、最強クラスの性能を誇る特性「緊張感」を持っており、場にいるだけで相手の木の実の効果を無効化できる為、技範囲の広いマニューラと非常に相性が良い。
S130からのフリーフォールで相手を拘束したり、追い風でS操作も可能。紙耐久ポケモンが環境に数多く存在しているこのルールではA種族値105の岩雪崩といえども侮れない。
いざとなったら雪崩で怯ませよう!!!
カプ・ブルル@ビアーの実
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
努力値:H228 A236 S44
実数値:174-198-135-×-115-101
〜調整〜
H:無補正A252振り変幻自在ゲッコウガのダストシュートをビアーの実込みで高乱数耐え(87.5%)
A:無振りゲッコウガ(氷タイプ)をGF補正込みウッドホーンで最高乱数1発(93.8%)
S:追い風下で最速130族+1
〜解説〜
トゲキッスヤドランギガイアスのようなプテラマニューラの並びでは対策し難いトリパ対策担当。
グラスフィールドからの一致草技の火力が凄まじく、単体性能も高いが、上から弱点を突かれる事が多く、技範囲も広いとは言えない為、他のポケモンより選出率は低め。
グラスフィールドの地震半減の効果もあり、攻撃面防御面共にバンギラスと相性がいい。
雪崩はテッカニンとメガヤンマ意識で覚えさせたが、シャンデラやトゲキッスに対しても予想以上にダメージが入り、いざとなれば運勝ち(^。^)も狙えるので、覚えさせておいて損は無かった。
ヤチェの実を持たせなくとも陽気マニューラの氷柱落としや、臆病ゲッコウガの変幻自在冷凍ビームくらいなら確定で耐えるので、不意の毒技を耐えるためにビアーの実を持たせたのですが、相手が毒技を撃ってくる事が殆ど無く、メインサブ合わせて1回しか発動しませんでした。悲しい
ゲッコウガ@ヨプの実
特性:変幻自在
性格:臆病
努力値:H4 C252 S252
実数値:148-×-87-155-91-191
技:水手裏剣 冷凍ビーム 草結び 守る
〜解説〜
プテラマニューラの並びでは崩す事が難しいエルテラを処理する為の枠。
マニューラと同じく単体でも十分活躍できる性能を持っており、水手裏剣でロックカットを積んだバンギラスの弱点保険を無理矢理発動させたり、まさに変幻自在の活躍を見せてくれました。
プテラゲッコウガミラーの時は祈りながら追い風冷ビを選択しましょう。
トゲキッス@ヨロギの実
特性:天の恵み
性格:図太い
努力値:H244 B252 C4 D4 S4
実数値:191-49-161-141-136-101
〜調整〜
H:16n-1(天候ダメージ意識)
B:ぶっぱ
S:追い風下で最速130族+1
〜解説〜
このルール最強のサポート要員。
サポートは勿論の事、自身も強力な攻撃手段を持っている為、腐りにくい。
構築全体に刺さっているルチャブルやキノガッサをこいつ1体で完封できる。
本当はヤチェの実を持たせたかったが、プテラが持っていたので、仕方なくヨロギの実を持たせたつもりが、これが意外とマッチしていて、袋叩きで攻撃が4段階上昇したテラキオンのダブルダメージ岩雪崩を確定で耐えて反撃に転じることができて非常に良かった。
怯みと毒突きは知らない
バンギラス@弱点保険
特性:砂起こし
性格:意地っ張り
努力値:A204 D148 S156
実数値:175-198-130-×-139-101
技:岩雪崩 蹴手繰り ロックカット 守る
〜調整〜
A:無振りテラキオンを蹴手繰りで最高乱数1発(93.8%)
無振りマニューラをダブルダメージ岩雪崩で確定1発
D:無補正C252振り変幻自在ゲッコウガのGF草結びを砂嵐補正込みで高乱数耐え(75.0%)
S:ロックカット1積みで最速130族+1
〜解説〜
霰対策兼2体目エース
ゲッコウガ、マニューラ、テラキオン、カプ・ブルル、キノガッサ、ジャラランガetc.
天敵が数多くいる環境なので、活躍させるにはやや厳しい所はあるが、それでも上手くサポートしてやれば絶大なパワーを発揮できる600族ポケモン。
先発に出てくる可能性が高いマニューラ、ゲッコウガ等を意識して後発に置き、先発のポケモンでなるべく倒してから場に出すと良い。
後発に置く事によって、相手のトゲキッスのマジカルシャイン読みや、ゲッコウガの水手裏剣読みで受け出し、弱点保険を発動させる動きが非常に強力。
トゲキッスと同時に選出すると比較的安全にロックカットを積むことができる。
竜の舞ではなく、ロックカットを選択した理由は、竜の舞だと2回以上積まなければルチャブル、ゲッコウガ、マニューラと言った天敵を抜くことができず、トゲキッスの高耐久を以てしてもマニューラやゲッコウガなどの高火力ポケモンの一致弱点技を2発以上耐える事は難しい為、手軽に高速アタッカーより速くなれるロックカットを選択しました。
そもそもこの環境には高耐久のポケモンが少なく、その大体が岩弱点の為、わざわざ竜の舞や弱点保険で火力を上げなくても大抵ゴリ押せます。
〜感想〜
同速や怯みがチラついて常にヒヤヒヤする大会でしたが、普通の対戦では殆ど見られないポケモンが環境に沢山居たのが斬新で非常に面白かったです。
念願のインターネット大会で1位を獲ることができてとても嬉しく思います。
この結果に慢心せず、これからも日々精進し、ダブルレート2000を目指して頑張って行こうと思います!
(運勝ちした方本当に申し訳ありませんでした!!!)